スタンドード大学が「Stanford Engineering Everywhere(SEE)」といって、工学に関する基礎的な授業を無償でオンライン公開する試みを始めたそうです。
スタンフォード大学、コンピュータサイエンスなどの授業ビデオやテキストをCCライセンスでオンライン公開
講義のビデオや講義内容のテキスト等のさまざまな資料やテストなどをオンラインで提供するもので、現在コンピュータサイエンスと人工知能、線形システムの最適化という3分野、合計10の講義が公開されています。
Introduction to Computer Science
Artificial Intelligence
Linear Systems and Optimization
動画はYouTubeやiTunesによるビデオポッドキャスト、BitTorrentなどで公開されていて、講師が話した全文をテキスト化したものもダ ウンロード可能となっています。公開されている資料や動画は、すべてCreative CommonsのAttribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported Licenseでの公開。
サイトを見てみたら、フッターに:
The launch of Stanford Engineering Everywhere was made possible with the generous support of Sequoia Capital. *
Yahoo!やGoogleなど数多くのITベンチャーに投資してきたベンチャーキャピタルのSequoia Capitalが資金提供しているとのこと。すばらしい。
[いいですね] 横山です。同様の試みはMITが2001年頃から始めていますね。現在、世界で180校だそうです。ちょうど、情報処理学会誌にMITの人(日本人)が解説記事を書いてました。ここから立ち読みできますが、興味をお持ちであればお貸ししますよ。
Posted by: YOKOYAMA | 09/23/2008 at 10:16 AM
横山さん、ありがとうございます。ご紹介頂いた記事、立ち読みしてみます:)
Open Courseware についてはCreative Commons Japanのセミナーで以前取り上げられていて、勉強させていただきました。すばらしい取り組みですよね。
実はずっと前にMITのopen coursewareの授業ビデオを色々漁って、見ていたことがあるのですが、最近全然見に行っていなかったことに気づきました。週末にまたのぞきに行ってみます。こうして簡単にMITの授業を垣間見ることができること、そしてそれがスポンサーがついてsustainableになっていること、すばらしいなあと思います。
Posted by: fumi | 09/25/2008 at 12:50 AM