東京をリアルに再現する“和製Second Life”
ココアは3D仮想空間(メタバース)構築・運営などを目的に3月に設立された新会社で、資本金は1億円。トランスコスモスが70%、フロムソフトが20%、産経新聞が10%出資した。社長はトランスコスモス専務の森山雅勝氏。仮想世界などの開発は、数々のゲームソフトを手掛けてきたフロム・ソフトが担当し、キャラクターデザインにはアニメ制作会社のプロダクション・アイジー(I.G)とぴえろが参加。
なるほど、そういう布陣ですか。スタジオぴえろといえばうる星やつら、幽☆遊☆白書、オレンジロード、NARUTOなど有名アニメをたくさんたくさん手がけてきている。
常々Second Lifeのインターフェースには物申したいことが多くあったのでちょっと期待です。
仮想世界で流通する通貨の販売も検討するが、仮想通貨の現金への換金は「現行の法制度上黒に近いグレーと考えられるため」(森山社長)当面は行わない。
Second Lifeは、ユーザーが何でも自由に作った結果、アダルト・ギャンブルコンテンツが増えた上、ゲーム内通貨を現金化できることも人気を集める要素の1つに なった。meet-meにはこれらがないが、「新しいコミュニケーションの楽しさを提供できる点が魅力」と森山社長は言う。
たしかにアダルト/ギャンブルだらけかも(とほほ)
人間ってわかりやすいなあ。。
そもそもレールもなければゲーム性もないから、そういうところに走るんだろうなあ。。。
それがないってことは相当エンターテインメント性がないと難しいので
逆にそこも期待しましょう。
Bruce Willis a great sport in Second Life
Last Friday evening’s Die Hard 4 virtual press conference and expo launch in Second Life was a great example of how this virtual medium can work well when you have some real imagination and execute a good plan of organization.
The event featured a live Q&A session with Bruce Willis, the star of the film. As with the 300 movie event in Second Life in March, this event featured a moderator who fielded text questions from the assembled journalists, bloggers and contest winners (yes, there had been a contest for Die Hard fans to win a place at this virtual launch and ‘meet’ Bruce). The answers came in the spoken word from Bruce Willis via a real-time audio stream.
Second Life "land" dispute moves offline to federal courtroom
A lawsuit filed in May of 2006 by Pennsylvania attorney Marc Bragg accused Linden Lab and its CEO Philip Rosedale of wrongfully seizing his virtual land and unilaterally shutting down his Second Life account—intellectual property that Bragg says is worth thousands of (real-life) dollars. Linden Lab filed two motions to dismiss the suit, arguing that Bragg came into possession of his land wrongfully, but the Pennsylvania judge denied those motions.
Second Lifeの土地の購入をめぐる裁判。
Bragg is demanding roughly $8,000 in restitution from Linden Lab, and it appears as if this will be the first case over virtual land to make it all the way to court.
バーチャルな土地を巡って法廷まで行くのは初事例らしい。
ぴえろにプロダクションIGというなら、押井守にでもコンセプトデザインをやらせればいいんではないですかね。売れるかどうか知りませんが。SLのエンターテイメント性は、CGMと一緒でユーザーが使っているので、ブログやSNSを売るように考えないと、中々成立しないのではないかと思います。新聞社が絡んでいる時点で期待薄...産経は、CGMっぽいことにがんばっていますけどね...。
Posted by: yukichi | 06/06/2007 at 11:32 AM
ありえない〜、資本金たった1億でSLもどきが開店できると思ってるなんて。しかもSLはバーチャル通貨の換金がビジネスとしてのキモなのに、それがないなんて。私には期待度ゼロですねぇ。もっと歴史から学んで欲しいです、って。
というのは、わたくしは2000年のドットコムバブルの前に、じつはアメリカでは96年〜98年にかけてバーチャルワールド+VRMLバブルがあったのを知ってるからでございます。SLレベルに近いものはBlaxxunとかWorld Inc.とか当時何社もあったのですが、そのころの会社はどれも今まで生き残っていない。Silicon Graphics社もこのブームに乗ってCosmo Software社というのを別に立ち上げて、San FranciscoのVRML関係者をほとんど全員というくらい雇ったんですけど、もしかするとそれがSGI没落を加速したかも。
だいたい、当時マシンでは描画性能が追いついてないし、DSLすら普及以前のネットワークでは速度的無理があったのは当然ではあったわけだけど、アバター同志の出会いやら土地分配やら家建てたりやらはすでにあった。で、当時のバーチャルワールドで何がなかったかというと「バーチャル通貨への換金」「バーチャル通貨交換基盤」と「プログラミングのユーザー解放」です。ワタクシは、SLはこれらが可能になったからここまで拡大したと見ますね(ま、それがギャンブルとアダルトが増える要因でもあるかも)。ということで、これらが付いてない仮想世界には将来性はないですよ。
Posted by: gt | 06/07/2007 at 11:29 PM