Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chestが、プチ話題になっている。
映画自体への期待もそうだけれど、「あの」ディズニーが!この映画の宣伝のため
「あの」YouTubeに広告を出していたのです!はい、記事はこちら。
たった24時間の実験的キャンペーンだったとはいえ、ナショナルクライアントがYouTubeに広告を出したのは初。
ジョニーデップのアップもあるrich media banner adを出していたらしい。
YouTubeで「Pirates of the Caribbean」で検索すると、
出るわ出るわミュージッククリップから予告編からパロディから。。。
しかし片や気になるのは、どれとどれをDisneyが本当に取り締まりたいと思っているのか。
ミュージッククリップは売っているのだから絶対だめでしょう。
PVは宣伝になるから実はブロガーみんなにどんどん貼って貰ってばら撒いて欲しいかもしれない。
広告スペースを買ってお金を払うより、ブロガーに配ってはってもらった方が効率がよいかもしれない。
パロディはレギュレーションだけ決めて、あとはどんどん作って欲しいのかもしれない。
最近、クリエイティブコモンズの勉強をしています。
誤解を恐れずばくっと書くと、
(C)今までの著作権→絶対使っちゃダメ
(CC)クリエイティブコモンズ→条件付(Some rights reserved)
著作権フリー→何でもOK
で、この「条件」を規定しているのがクリエイティブコモンズ。
日本のクリエイティブコモンズのライセンスには6種類あります。
基本理念としては、作った人を尊重し、その人のクレジットを入れてくださいねと。
あとは、営利目的に使用してもいいのかどうか。
そして、改変(翻訳含む)していいのかどうか。
この組み合わせでどのライセンスが適用されるかが決まります。
そこまではOKなのですが、じゃあ「営利」の定義って?
テレビに出ると営利なの?非営利なの?
スポンサーがついていなければ非営利だけどスポンサーがいたら営利なの?
「改変」の定義って?。。。等々、突っ込めば突っ込むほど奥が深い世界が広がっています。
最終的には、作った人が広めたいのかどうか。いじってほしいのかどうか。
どうであったら
作った本人が一番幸せな状態になるのか。
が実現できればよいのではないかと思っていますが。。。。
ちなみに7月14日(金)16時~18時に、クリエイティブコモンズのセミナーが
開催されるようです。
この日は先月末にブラジルで行われたiSummitの報告会もあるようですので
興味がある方は事務局へ要チェックですね!
。。。とまあPiratesからだいぶ脱線してますが。。。
あ、そうそうこのPirates、今度MMOGになるそうですよ!
[いいですね]
youtube系のユーザー生成型の動画サイトが話題になっていますね。
Googleが買い取るくらいなので、今では、ちゃんと採算が合うように広告配信
で収益が出るようになっているようです。ユーザー数が凄いですし、動画を見る
ユーザーの嗜好にマッチした広告が掲載できれば広告収入がグンと上がるとのこと。
すでにアメリカのナスダックに上場しているrootv.comなどは、動画配信により
広告モデルが確立したサイトです。すでに8年の実績で、動画配信型サイトで
広告モデルが成功した一例のようです。動画コミュニティーのカリビアンもまた
広告システムで有名なサイトのようです。さまざまな動画配信サイトがありますが、
ディズニーのような大手企業がスポンサーとしてつくのですから、動画サイト=広告モデル
という図式も成立する時代となるのでしょう。
Posted by: 評価君 | 01/22/2007 at 04:42 AM
ありがとうございます。
Revverは個人の投稿する動画に広告を出していますが全くマッチングしていませんね(爆)
ちなみに「カリビアン」は売りに出されているようですね。。。
これから激しい生き残り大会ですね。revverはdeathwatchに入ってますorz
http://valleywag.com/tech/deathwatch/the-new-year-roundup-227147.php
Posted by: fumi | 01/22/2007 at 08:23 AM