テクノラティのよく検索されているキーワードに昨日から「銚子電鉄」が入り始めました。
トップニュースでも
1位「asahi.com:「ぬれ煎餅買って」 経営難の銚子電鉄がSOS - 社会」
2位「ITmedia News:ネットで「銚子電鉄を救え」 名物「ぬれ煎餅」に注文殺到」と話題沸騰です。
ブログ界ではこんな映像もたくさん出回っています。。。
銚子電気鉄道のホームページを見ると、「電車運行維持のためにぬれ煎餅(せんべい)を買って下さい!!
修理代を稼がなくちゃ、いけないんです——。」と赤裸々に書いてある。
約2億円の負債を抱えて経営難に苦しむ銚子電
鉄。車両の法定検査が資金不足で発注できず、このままでは元旦の輸送に支障が出たり、年明けに車両不足でダイヤ通り運行できなくなったりする恐れがあ
るという。
銚子電鉄はローカル線で、利用者を増やすのは難しい。よってぬれ煎餅販売に頼ったらしい。
なんでも今でもぬれ煎餅の売上げは運賃売上げの1.6倍であるというからあながち「いきなりぬれ煎餅?」ってことでもないらしい。
そういえば以前、ぬれ煎餅ではないけれど他の煎餅をいただきものしたらどこかの鉄道会社が製造者になっていて、「なんで?」と思ったことがあったけれどあれもこういうことなのかもしれない。。。
がんばれ銚子電鉄。
asahi.comより:
点検や摩耗した車輪の交換には、1両あたり400万円以上かかるが、「日常点検もあり、4両はないと通常通りの運行ができない」。最低でも年度末までに3両分の検査が必要で、約1200万円を集めたいという。
売り上げにして5000万円以上、同社のぬれ煎餅1枚(85円)に単純換算すれば、約59万枚を売らねばならない。「お客様に迷惑をかけたくない思いで載せた」と担当者。他にもキーホルダーなど鉄道グッズの購入と、電車の利用を呼びかけている。
20日までに、全国から寄せられた注文のメールは1千件を超えた。「レール文鎮」は、人気のあまり在庫切れに。「一日も長く走ってくれ」などと、全国の鉄道ファンたちから激励の声も寄せられているという。
「ぬれ煎餅」は95年、同社の増収策のひとつとして製造販売を開始。同電鉄の駅やJR千葉駅、錦糸町駅のキヨスクなどのほか、インターネットでも販売し
ている。しっとりとした柔らかさが人気で、昨年度は本体の鉄道事業の約1億1500万円の1.6倍となる約1億8000万円を売り上げた。
同社をめぐっては、今年8月、前社長が借入金を着服した業務上横領容疑で逮捕された。起訴状などによると、総額は1億円以上とされる。同社は、この影響もあって銀行からの融資は停止されていると説明する。